Webデザインスクール卒業後にスキルアップ!書籍6選【2024年最新】

こんにちは!
茉莉デザインです。

私はデジタルハリウッドSTUDIO青森でWebデザインについて勉強し、卒業後はデジハリでトレーナーのお仕事をさせてもらっています。

デジハリのWebデザイナー専攻は6ヶ月である程度のデザインツールの使い方を学ぶことができますが、「実務で使うにはもう少し勉強したいな…」と感じる部分があって、いろいろな本を読んで知識を深めました。

受講生・卒業生からも同じような相談をらうことが多いので、これまで読んで役立った本をまとめていってみます。

デジハリ以外のスクール卒業生にも役立つと思いますし、これからデザインを勉強してみたいという方や仕事でちょっとだけ使うのよねという方にもおすすめです!

目次

デジハリのWebデザイナー専攻でふれるデザインツール

そもそも、デジハリのWebデザイナー専攻では何の使い方を勉強しているのか?
デジハリ受講生以外の方も見ているかもしれないので、ざっくり以下にまとめます。

【以前まで(私が通っていたころ)】
・Illustrator
・Photoshop
・XD
・Dreamweaver

【現在】
・Figma
・Illustrator
・Photoshop
・VS Code

今年からカリキュラムに変更があったのですが、Figma(XD)でワイヤフレームをつくれるようになり→イラレ・フォトショで要素をつくれるようになり→VS Code(Dreamweaver)でコーディングできるようになる、という大まかな流れは変わっていません。

それではお悩み別で見ていってみましょう!

お悩み①「イラレのパスツールが意味わからん!」

イラレを学習する人がほぼ100%ぶつかるのではないかという壁が「パスツール」だと思います。

イラレのパスというのはベジェ曲線なるもので形成されていて、慣れていないとただの曲線ひとつ書くのにべらぼうに時間がかかります。

先日もデジハリの受講生が「全然思ったように操作ができない!むきー!」とイライラしていました。
とてもわかります。

パスをもっと理解したい!という方におすすめなのがこちらの本です。

パスクール

読者が『パスの学校「パスクール」に入学して、Illustratorを学んでいく』という設定になっているので、なんだか読んでいてワクワクします。

パスの基礎からそれを応用した文字デザインまで学んでいきます。

実は私は途中までしか読んでいないので中退ということになりますが、はじめの方だけでもパスの作り方を楽しく学べます。

ベジェゲームもおすすめ

無料で遊べるベジェゲームというのもやりました。

お手本に沿ってベジェ曲線を作っているうちに動かし方が身についちゃう、というゲームです。

英語のサイトなので、わからない部分はGoogle翻訳などを使ってくださいね。

お悩み②「写真の加工についてもっと勉強したい!」

続いてはPhotoshopをもう少し勉強したいな〜という方におすすめの本。

独学Photoshop

YouTubeでPhotoshopやLightroomなどについて発信しているMappy Photo(YouTubeチャンネル)さんの本です。
美人で説明上手なえりなさん(動画出演)とたじさん(動画編集)の2人組です。

2人の会話形式で説明されていて、イラストたっぷり、文字も大きくて見やすいです。
それなのにすごくわかりやすくて、デザイン関係の本では1番感動したかもしれないです。

YouTubeももちろんわかりやすいのでおすすめです。
むずかしいことをわかりやすく解説してくれる人、大好きです。池上彰さんとか。

お悩み③「Webサイトにもっと動きを加えたい!」

HTMLとCSSはわかってきたけれど、JavaScriptがまだよくわからないよ〜という方にはこちらがおすすめです。

動くWebデザイン アイディア帳

この本は、連動している特設Webサイトが公開されているので、コードをそこからコピー&ペーストすることができるというのが非常にべんり。
もう1冊、ピンクの表紙で「実践編」が出版されており、そちらも同様です。

Webサイトも見やすく、自分がつけたい動きをアイコンから探しやすいので、良質なサイトだぁ〜といつも思っています。

お悩み④「HTMLサイトのWordPress化がむずかしい!」

デジハリにはWordPress講座が用意されていて、それを受けるとHTMLサイトのWordPress化を学ぶことができます。

それを受けても「もう少し勉強したい」という方や、「そもそも受講していないけどやっぱりWordPressについて勉強したい」という方がいらっしゃいます。

そんな方にはこちら!

HTMLサイトをWordPressにする本

HTMLの時のサイト構造と、WordPress化したときのサイトの構造がどのようにリンクしているかがわかりやすいです。

私もWordPress化するコーディングを引き受けたときに、これを見て1つずつ確認しながら進めていきました。

先日デジハリに遊びにきてくれた卒業生の方もWordPressでつまずいていて、これを進めると本の帯を見て「まさしく私が求めていた本だ!このあと買って帰ります!」とおっしゃっていたので、隠れ需要がある本なのかな〜と思っています。

お悩み⑤「Figmaの機能がよくわからない!カタカナ多すぎ!」

やたらとカタカナの機能がいっぱいあるFigma。
感覚的に使えるので「よくわからんけどなんか使えてる」という方も多いと思います。

実は私もなんとなく使えていたのですが、Figmaのお仕事をもらったのをきっかけに、こちらの本で基本操作をしっかり勉強してみました。

初心者からちゃんとしたプロになる Figma基礎入門

Lesson1と2だけでも読むと、Fimgaの基本の使い方がよくわかって、どういう場面でどの機能を使うべきかわかってきます。
私もこれを読んで「ほーん、コンポーネントとインスタンスってそういう関係で、バリアントはそういうものなのね」とルー大柴のように理解を深めました。

Lesson6はモバイルアプリのデザインについてなので、Webデザイナー志望の方はそこまで読み込まなくてもいいかもです。
他の本もそうですが、自分に必要なところだけ読めば十分かと思います。

お悩み⑥「近ごろはCanvaってものも流行ってるっていうじゃない…」

デジハリのカリキュラムの中には含まれていませんが、最近周りでCanvaを使っているという話をよく聞くようになったかと思います。

CanvaはAdobeのソフトに比べて機能が弱いところもあります。
例えば文字のカーニング(文字間の調整のこと)は、イラレ・フォトショの方が使いやすいです。

ただ、「文字の周りに線をつけて影のような加工をする」ということもCanvaは弱かったのですが、最近アプリの機能が充実してきて、不足していた機能がフォローされてきています。

また、とにかくCanvaは操作がしやすく、慣れるまで時間のかかるイラレ・フォトショと違って、感覚的にガンガン使うことができます。

ここまで読んで気づいた方もいるかもしれませんが、私は結構Canvaを使っています。
ロゴをつくるとか、情報量の多いチラシをつくるとかであればイラレを使いますが、それ以外はCanvaで済むものがほとんどです。
有料プランであれば背景透過などもできるので、とっても便利。

Canvaについては改めて記事を書いていこうと思っていますが、まずはここで本を1冊紹介しておきます。

Canva使い方入門

YouTubeでWebデザイン、AI、Canvaなどについて発信しているmikimiki webスクール(YouTubeチャンネル)さんの本です。

私的にはCanvaブームの火付け役なんじゃないかと思っています。
YouTubeとあわせて見ると、よりわかりやすいのではないでしょうか。

おわりに

以上、Webデザインのスクール卒業後に読むとパワーアップできる本を6冊紹介しました!

ちなみに私はストレングス・ファインダーという才能診断で「学習欲」を1番強く持っています。
なので本を読んで知識を得ることがめっちゃ好きです。
なんなら本屋にいるだけでも楽しいです。

また良い本に出会えたら紹介していきたいと思います。

わかりやすい本を読みながら、少しずつスキルアップしていきましょう〜😊

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この記事を書いた人

Webデザイナー、アートディレクター。
デジタルハリウッド卒業。
HTML/CSS/Illustrator/Photoshop/Figma/Canva

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