レジステック様のブランディング支援を行いました

こんにちは!
茉莉デザインです。

今回はブランディング支援をさせていただいたので、その報告です。

目次

ご依頼いただいた経緯

今回は、株式会社レジステック様のブランディング支援をご依頼いただきました。

代表取締役の坂本さんとは、あおもりスタートアップセンターを介して出会いました。
(あおスタ様様です🙏)

昨年からWeb系のお仕事をいただいていたのですが、今年に入って「レジステックのミッション・ビジョン・バリューの策定を手伝ってくれませんか?」というご依頼をいただきました。

そういった経験がないので少し不安がありつつも、坂本さんが穏やかな方なのでなんとかなるだろうという思いもあり(笑)、「手伝わせてください!」とお返事させていただきました。

ミッションづくりのステップ

元気よく返事をしてみたものの知識が足りないなと感じたので、本を参考にしながら進めていきました。

STEP⓪ なぜブランディングが必要なのか

まずはなぜブランディングが必要なんだろうか、ということを考えてみました。

私はよく、依頼いただいたことに対して「それってそもそもなんなんだっけ?」とか「本当に必要なのかな?」ということを考えます。

依頼主の潜在的な思いに気づけることがあるからです。

ということでまずはこの3冊を読んでみました。

それぞれ言い回しは少しずつ異なりますが、自分の中では

  • ブランディングとは価値観を伝えること
  • ブランディングがしっかりできていると、勝手に応援されるようになる

というふうに整理できました。

STEP① 過去を振り返って価値観を洗い出す

「ブランディングには価値観が必要」ということがわかったので、続いて八木仁平さんのベストセラー「せかやり」を振り返りました。

私が去年読んだ中では、1番影響を受けた本だったと思います。

めちゃくちゃわかりやすくて、何をやったらいいかがすぐわかる良書です。
YouTubeチャンネルも、仕事や家事の作業用BGMにしながらよく見ています。笑

また、この表紙のデザインを模倣した本もかなり出ていますよね。
(前述の「らしさブランディング」も…)

この本を参考にしながら、坂本さんが大事にしている価値観を掘り下げていきました。

STEP② 価値観を組み合わせていく

価値観を掘り下げたら、ミッション・ビジョン・バリューに落とし込んでいきます。

前述の「応援ブランディング」やこちらの「理念経営2.0」などをベースに、はめ込んでみたり、違和感がないか確認をしたりしていきました。

自分にとっての気づき

以上の流れで、レジステック様のミッション・ビジョン・バリューを策定することができました🎉
レジステック様のミッション・ビジョン・バリューについてはこちらからご確認ください!

こうやって書くとあっさり決まったかのように見えるかもしれませんが、1ヶ月半ほどかかりました。

ワークシートに坂本さんの半生を書き出していただいたり(笑)、オンラインでお話ししながら価値観の言語化をお手伝いしたり、じっくり実施していきました。

ただそのおかげで、「らしさ」を引き立てるキーワードが出てきたように思います。

また、同時に、自分自身のミッションなどについても考えてみたのですが、中小企業や個人事業主こそミッションを決めた方がいいなと感じました。

今までは「ミッション・ビジョン・バリューってディズニーとかの大企業がつくるもんでしょ?」と思っていましたが、ブランディングを行うと自分がやるべきことが明確になることがわかりました。

今のご時世、「これさえやれば稼げる!」という情報が蔓延していたり「好きなことをやれ!」という声が聞こえてきたりして、自分の進むべき道が簡単に揺らぎやすい世界になっています。

「本当に自分が実現したいことはなんなのか?」
これにパッと答えられない方は、未来志向でブランディングについて考えてみることをおすすめします。

そして、ブランディングはデザインという仕事の源流にもつながっています。
ビジネス(経営)とデザインをつなぐために、私自身もっとブランディングについて勉強して広めていきたいと思っています。

おわりに

レジステック様のブランディング支援を行なったら、自分のやりたいことが見えた、という話でした。笑

こちらの案件はすでにクローズになりましたが、その後もブランディングやミッションづくり、戦略などについての本を読み続けています。

経営学部生だった頃よりもはるかに本を読んでいます。笑

もしブランディングについて興味がある方がいましたらご連絡ください😊

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この記事を書いた人

Webデザイナー・ディレクター。
デジタルハリウッド卒業。
Canva Pro愛好家。

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