【最適解はこれ】WordPress、STUDIO、WIX ノーコードWeb制作、どれでつくるのが正解?人気のサービス比較

【最適解はこれ】WordPress、STUDIO、WIX どれでつくるのが正解?

こんにちは!茉莉デザインです。

近年、コードが書けなくても簡単にホームページをつくることができるサービスがたくさん開発されています。

なかでも人気なのが、WordPress、STUDIO、WIXです。

私は小学5年生だった2002年ごろに初めて自分のブログをつくりました。
2023年になってWebデザイナーをめざしてデジタルハリウッドでHTMLやCSSをイチから学びましたが、上記システムはノーコードで素敵なサイトを制作できるので素晴らしい時代だなぁと感動させられます。

でも選択枝が多くて、どのシステムを選べばいいかわからないよ!

どんなポイントでシステムを選べばよいか、比較していきましょう!

目次

人気の3サービス徹底比較

私はこのホームページをWordPressでつくっているので、STUDIOとWIXは今回登録してみて使い勝手を調べてみました。

主なポイントをまとめると、こんな感じです。

WordPressSTUDIOWIX
ページのつくりやすさ
(初心者向け)
とても使いやすい使いやすい使いやすい
ページの作り込みやすさ
(中級者向け)
使いやすい限定的できない
ブログ記事の書きやすさとても使いやすいかなりややこしいややこしい
SEO対策とてもよいよい無料版は制限あり
ランニングコスト
(サーバー代・独自ドメイン料金)
・別途サーバー契約が必要
・そのサーバーによるが月1,000円程度から使用可能
・完全無料から使用できる
・アップグレードするとサーバー代は月980円〜+ドメイン料金別途
・無料から使えるが制限が多い
・アップグレードするとサーバー代は月1,300円〜+ドメイン料金別途
2023年8月時点

はい、WordPressがだんぜんオススメという結果になりました(笑)

詳しくは次項から説明していきます。

ページのつくりやすさ(初心者向け)

WordPressSTUDIOWIX
ページのつくりやすさ
(初心者向け)
とても使いやすい使いやすい使いやすい

ホームページやブログをとにかく作ってみよう!というスタート時点では、どのシステムも使いやすいなと思います。

どれもノーコードで簡単に作れると謳っているだけあって、それぞれの個性があります。

WordPressはブロックエディタという機能で、ポンポンっと文章や画像を設置していくことができます。

STUDIOは「ボックス」という機能を使用して、文章や画像をおきたい場所にピーッと四角を引いてつくっていく、という感じです。
PowerPointを作る感覚に似ていました。

ちなみに、そのボックスの余白は「マージン」や「パディング」で簡単に設定できます。
これはコーディング経験者なら「おおぉこんなに簡単にマージンが設定できるとは!」と興奮ポイントになりますが、逆に初心者からすると何じゃそれ?となるかと思います。
こういった部分から、やや経験者向けのシステムなのかなと感じました。

WIXは、最初にテーマを選ぶとおしゃれなホームページがまるっと表示されるので、あとは自分の好きなように文章や画像を差し替えていくだけです。

どのシステムを使っても、まずホームページを形にするということは誰でも簡単にできると感じました!

ページの作り込みやすさ(中級者向け)

WordPressSTUDIOWIX
ページの作り込みやすさ
(中級者向け)
使いやすい限定的できない

さて、ここからは少しマニアックな話になります。

どのシステムを使ってもある程度のホームページはできるわけですが、使っているうちに「もう少しここのデザインを直したいんだけどなぁ…」という部分が出てきます。

そんなときにCSSやJavaScriptというものを使用してページをカスタムしていくと、自由にページをデザインすることができるようになります。

WordPressはCSSやJavaScriptを簡単に設定することができます。
ページ全体に対しても、ページごとでも設定が可能です。

STUDIOでは、CSSは要素ごとにiframeを使って設定できます。
自分がWordPressに慣れているせいかもしれないですが、少し使いづらく感じます…。

JSについては「モーション」という機能を使って要素に動きをつけることができます。

「WordPressより使いやすくてデザインしやすい」とおっしゃるSTUDIO派の方もいますので、個人の好みや慣れもあるのかもしれません。

WIXではCSS等の設定はできませんので、簡単には作れますがデザインの自由度が低いといえます。

ブログ記事の書きやすさ

WordPressSTUDIOWIX
ブログ記事の書きやすさ非常に使いやすいかなりややこしいややこしい

ブログ記事の書きやすさは、ダントツでWordPressだと思います。

ブロックエディタという機能で、さくさくブログを書いていくことができます◎

特に私はSWELLという有料テーマを使用していて、これを使うと文字の装飾やアイコン、こんな↓ボタンの設置が非常に簡単にできますのでオススメです。

こんなふきだしも楽々つくれちゃうしね。

STUDIOはブログ機能が標準搭載されていないので、ブログを作るとなると初めの設定が面倒です。
各記事をまとめる一覧ページを自分でイチから作らなければならないため、少し知識が必要になります。

WIXは、文字を打つのは打ちやすいですが、装飾する機能がWordPressに比べて少ないです。
また、ブログ一覧ページにただブログがバーっと並ぶだけなので、WordPressほど自由に並べることができないのも難点です。

WordPressであれば機能豊富な状態ですぐにブログを書き始められますから、オススメです。

SEO対策

WordPressSTUDIOWIX
SEO対策とてもよいよい無料版は制限あり

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンからの評価を高めて、自身のサイトを検索結果で上位表示させることを意味します。

SEO対策を行って上位表示させることで、ブログ記事を読んでもらえる機会が増えるため、ブログでアフィリエイトしたい方や集客したい方にとってSEO 対策は重要です。

WordPressはサイト構造自体が検索エンジンの「クローラー」に理解させやすくなっているほか、SEOに強いテンプレートが用意されています。

また、SEO対策用のプラグインも多数用意されていて、テーマだけでは不足している部分を強化させることができます。

STUDIOはWordPressに比べてSEO対策がそこまで強くないようですが、STUDIOでもサイトの構造やキーワード設定をしっかり行うことで上位表示させられている、というユーザーの声があります。

WIXは無料プランだとページ全体のSEO対策をすることができません。
ただし、ブログの記事単位では設定することができます。
有料プランにアップグレードすると独自ドメインを使用できますしSEO対策をすることができますが、次項で説明するようにコスパがあまりよくないと思います。

また、WIXは他の2サービスに比べて表示速度が格段に遅かったです。
表示速度が遅いとSEO評価も下がりますし、そもそもページを作成していてすごくストレスが溜まりました。(笑)

ランニングコスト(サーバー代・独自ドメイン代)

WordPressSTUDIOWIX
ランニングコスト
(サーバー代・独自ドメイン料金)
・別途サーバー契約が必要
・そのサーバーによるが月1,000円程度から使用可能
・無料から使用できる
・アップグレードするとサーバー代は月980円〜+ドメイン料金別途
・無料から使えるが制限が多い
・アップグレードするとサーバー代は月1,300円〜+ドメイン料金別途

ホームページのランニングコストとして、主にサーバー代と独自ドメイン料金がかかります。

WordPress自体は無料で使用することができますが、別途サーバーの契約をする必要があります。

そのため、サーバー代と独自ドメイン料金はそのサーバーによりますが、比較的に安価に抑えることができます。

例えば私はエックスサーバーを利用しており、サーバー代については初年度は月550円、2年目以降は1,100円です。
独自ドメイン料金は1つは永年無料で使用できるため、発生しません。

このように、WordPressの場合サーバーの契約は必要ですが、費用を安く抑えることができます。

STUDIOは無料から使用することができ、広告も左下に小さく表示される程度であまり気にならないため、無料で使う分には後述するWIXよりもいいのではないかと思います。

有料プランにする場合はサーバー代が含まれます。
月980円のプランから用意されていますが、このプランはCMS機能として5記事までしか書くことができないため、ランディングページ(LP)などの作成には向いていますが、ブログの運営には不向きでしょう。

その次のプランとなると月2,480円となります。

また、ドメイン料金を設定する場合は別途かかります。

WIXは無料プランだと広告が多く、ホームページのヘッダー部分にでかでかとWIXの名前が出てしまいます。
個人の趣味ページならいいかと思いますが、ビジネスで使用するならこれは回避した方がいいでしょう。

また、Googleアカウントでログインすると、ドメインにGoogleアカウント名が使われてしまうのが難点だなと思いました。(メールアドレスでアカウントを作ると自由に設定できるのかな?)

WIXはSTUDIO同様、有料プランにサーバー代が含まれます。
アップグレードすると月1,300円から、ドメイン料金を設定する場合は別途かかり、初年度無料ですが2年目から有料となっています。

まとめ

ということで、今回はノーコードでホームページを制作できる3サービスを比較しました。

最終的に、このようにまとめたいと思います。

・機能面でもコスパでも、オススメはWordPress。
 特にビジネスで使用したい方、ブログで収益を得たい方に向いている。
・STUDIOはコーディングの知識がある方向け。
・WIXはおしゃれなテンプレートが多いが、無料プランでは制限が多い。
 有料にすると高くつくし、自由度も高くない。

私がWordPressユーザーということもあって少し偏った内容なのかもしれませんが、最初にWordPressを使うと快適です。

また、世界的なシェア率も高いため、困ったことがあっても解決しやすいのもうれしいポイントです。

ですがSTUDIOのボックス機能もおもしろいなと思いましたし、WIXもおしゃれな素材が多くて眺めているだけで楽しいです。

今回はブログの運営メインで比較しましたが、STUDIOはECサイト運営に向いているなど、ホームページの用途によってもどれを選ぶべきかが変わってきます。

それぞれの良いところ・悪いところを理解した上で、ご自身が一番使いたいと思ったサービスを選んでくださいね。

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この記事を書いた人

Webデザイナー、アートディレクター。
デジタルハリウッド卒業。
HTML/CSS/Illustrator/Photoshop/Figma/Canva

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