泳げない・色白だけどSUPに行ってみた【青森・浅虫で非日常体験】
こんにちは!
茉莉デザインです。
最近、くまモンなどの産みの親である水野学さんの書籍「センスは知識からはじまる」を読みました。
この本、とっっっても勉強になりました。
自分がなんとなくこうかな?と思っていた部分を言語化してくれていて、とてもスッキリ腑に落ちました。
水野さんによると「思い込みを捨てて客観情報を集めることこそ、センスをよくする大切な方法」だということでした。
主題についてはまた別の記事でまとめようと思いますが。
センスを磨くための方法の1つとして、「日常から離れる旅」をすることが思い込みの枠をはずすことにつながる、と書かれていました。
ああ〜だから私は旅が好きなのか。
あと青森県内や、なんなら青森市内で行けるような非日常空間に行くことも好きなのも、新しい発見があって思い込みの枠がはずれるから好きなのか。
と納得しました。
ということで、大なり小なり自分が青森で体験したことを、これからブログにまとめていきたいなと思いました。
ことばにしてみると自分にとっても新たな発見があるような気がしています。
10月にSUPに挑戦してきたので、だいぶ季節が変わってしまったのだけど、まずはそのことを書いてみます。
SUPに挑戦してみることにした。泳げないけど
青森出身でない人に言うと「え?」と言われがちですが、青森にはわりと泳げない人がいます。
小学校・中学校・高校と、私が通った学校にはプールがあったことがありません。
小学校の頃は年に1回だけ水泳の授業があり、近くの市民プールにみんなでゾロゾロ歩いて泳ぎに行っていました。
高学年になると泳げないのに無様にバタバタしているのが嫌になって、女子の日ということにして見学していました。
中高はそもそもプールの授業が1回もなかったので、泳げるようになる機会がなく。
海を三方に囲まれた県に生まれ「港町」という場所に実家があるというのにカナヅチ、という人間が生み出されてしまいました。
さらには「白人の血が入ってるの?」と聞かれたこともあるほどに色白、というまっしろ人間でもあり、日焼けが嫌すぎて海にすらほとんど行かない人間となりました。
そんな私がなぜそんなことを考え始めたのかもう忘れてしまったのですが。
おそらく「青森に住んでいるからにはマリンアクティビティを楽しみたい!」と思ったのでしょうね。
「SUP 泳げない」と検索してみたら泳げなくても大丈夫そうだということがわかったので、青森県内のSUP体験を調べて、浅虫のSUP体験予約してみました。
ちなみに他にも鯵ヶ沢や十和田の方でも体験がありましたが、距離や日時の関係で浅虫としました。
しまむらで日焼け対策のウェアを買う
そうと決まれば、まずはお買い物です。
私はなんでも衣装から気合いを入れるタイプなので、ウェアを買いに行こう!としまむらへ向かいました。
9月後半ごろまではスイムウェアが売っていて、以下を購入しました。
- 黒い長袖
- その上に着る白い半袖
- くるぶしまでのレギンス
- その上に履く短パン
- ビーチ用の靴下みたいなやつ
リーボックのロゴがついているものもあるのに、5点で7,000円ぐらいだったような?
安くて助かります。
これプラス、頭にはワークマンで2年ぐらい前に購入した黒いサファリハット。
首のうしろの日除けがついて2,000円ぐらいだったと思います。
これで日焼け対策は万全です。
ちなみに足元は、この夏履いていたナイキのエアマックスソルにしました。
ストラップが足首についているので、仮に海に落ちても外れないようなやつです。
いざSUP!…なんとか立てた!
衣装を揃えていざSUPへ。
一緒に行った人は、mofusandが好きなのでモフさんとしておきましょう。
インストラクターは、ヤマダさんという見た目いかついけど優しいお兄さんでした。
浅虫のビーチにある小屋で着替えなどができるので、貴重品を預けて、日焼け止めも塗りたくります。
家で日焼け止めを塗ってきていますが、1ミリの隙もないように重ねます。
小屋には鍵をかけてくれるので安心。
サングラスをした方がいいか聞いたら、仮に海に落ちると拾えない可能性があるので外したほうがいいとのこと。
ま、まぶしいけどがんばるか…
まずはビーチで、SUPのボードからクルクルとコードがついている先のバンドを足首につけます。
もし海に落ちてもボードが流れていかないようにつけるものらしいのですが…
なんかこんがらがりそうで怖いなぁとドキドキし始めました。
「三上さんは泳げないってことでしたよね?こないだ87歳のおじいちゃんも立てたので大丈夫ですよ〜」
とヤマダさんが声がけしてくれました。
見知らぬおじいとヤマダさんに勇気をもらって、いざ海へ!
ビーチから湯ノ島を目指します。往復で1時間ほどだそう。
まずはボードの上に座って、カヌーのような状態で漕いでいきます。
うん、これは大丈夫です!
少し波を感じるけど、安定して漕げます。
ではそろそろ立っていきましょう〜と言われて、ボードの上に立ち上がってみます。
おぉ〜〜立てた!!!
足がプルプルしますが、なんとか立つことができました。
おそるおそる漕いでみると進む。
少しずつ、砂浜から遠ざかっていきます。
すごい。
しかしコワイのでBプランに変更
立てたのはいいんですが、「落ちちゃダメだ落ちちゃダメだ」という気持ちから足のプルプルが止まりません。
座るのと立ってるのとでは波の影響の受け方が全然違っていて、さっきと同じ海にいるはずなのにすごくグラグラします。
実際はライフジャケットを着ているので落ちても沈むことはないらしいのですが、でも沈まないというだけで泳げないんだから落ちたら海の真ん中でプカプカしてるしかなくて前にも後ろにも進めないんだろか…とか考えていると、より恐怖が強まってきます。
モフさんがおもしろがって水をかけてきますが、ボードから落ちそうで怖いのでかけ返せません。しくしく。
ヤマダさんの「そろそろ足がつかないぐらいの深さになってきました〜」という声が聞こえて、ボード以外の海の部分が「死死死死死…」と脳内メーカーのように死で覆い尽くされて見えてきたので、「すみません座ります!」といってカヌースタイルに戻りました。
はぁ〜〜怖かった。
87歳のおじいには負けた気がしました。
モフさんもさらにケラケラ笑って水をビシャビシャかけてきます。やめろー。
でもどんどん座って漕いでいるうちに、カナヅチの私が海の真ん中にポツンといるだけで奇跡なんだからいいか、という気持ちになってきました。
自分がうこんなに沖の方でプカプカ海の上にいるのが人生で初めてで、太陽の光が海にキラキラ反射して、なんか、いいなぁ〜って思いました。
湯ノ島で金運アップをお願い
カヌースタイルでなんとか、湯ノ島に到着しました!
モフさんに「湯ノ島は弁財天が祀られてるから金運アップのために拝もう〜」と声をかけると、
ヤマダさんから「よく知ってますね!ここの弁財天のことを知っている人、三上さんが初めてです!」と驚かれました。
ちょっと恥ずかしい気持ちになりつつ、「金、金、金」と拝んで、鳥居の前で写真を撮ってもらいました。
鳥居の前でだけ、プルプルしながら立ち上がって撮ってもらいました。
いい感じに、私が慌てふためいています。
湯ノ島は春にはカタクリがいっぱい咲くらしいので、また見にきたいです。
あ、SUPじゃなく船で…
復路は風が強くなってきて背中が疲れてきましたが、無事に帰ってこれました。
帰り際ヤマダさんに「もうちょっと立ってほしかったなぁ…」と言われましたが、すみません!こわいものはこわいのです😂
生きて帰ってこれたので自分の中では100点です。
おわりに
以上、色白カナヅチによるSUP体験でした。
この日は最高気温23度で、それでもかなり日差しが強く感じたので、真夏にチャレンジされる方は体調にお気をつけて!
今度は落ちる練習とかもしながらもう1回立ってチャレンジしたいな。
…と陸にいるときは思うのだけど、海に出たらどうだろう。
ちなみに、今回のSUP体験は4-Rideさんという会社によるものです。
冬は冬で八甲田のハイクツアーなどを企画されているので、こちらも面白そうだな〜と思っています。
非日常を体験したい方がいたら一緒にいきましょう⛄️笑
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