【Canva】AI画像生成「ドリームラボ」とは?「マジック生成」とどう違う?

AI機能が増え続けるCanvaにおいて、2024年10月に発表されたAI画像生成機能「ドリームラボ」

シンプルな機能で簡単にAI画像を生成できるということで注目を集めています。

ちなみにこの記事のアイキャッチ画像👆内のイラストもドリームラボで作りました。
所要時間は30秒ぐらいですかね。

今回はこのドリームラボの使い方や、回数制限、既存のAI画像生成アプリとの違いを見ていきます!

目次

「ドリームラボ」とは?

Canva社は、2024年7月に画像生成AIサービス「Leonardo.Ai」を買収しました。
このテクノロジーをベースにして、テキストを入力するだけで簡単に高品質な画像を作成できるドリームラボをローンチしたようです。

無料版のユーザーは20回までしか使用できません。

一方で、有料版ユーザーは月に500回使用できます
なのでほぼ無限に使えるといってもいいかもしれません。
無料版ユーザーと有料版ユーザーの差別化が極端すぎて面白いです。笑

なので無料版ユーザーの方は回数制限に気をつけて使ってみてください

ドリームラボの使い方

使い方はとても簡単です。

  • テキストを入力する
  • スタイルとサイズを選ぶ
  • 「こんな雰囲気にしてほしい」というイメージがあれば添付する(任意)

私は以下のように入力してみました。

そうすると4枚のイメージが生成されます。

「ボケ」スタイルを選ぶと、このように写真を撮影する際に生まれる玉ボケが散りばめられます。

玉ボケ好きとしてはうれしいスタイルです。

1枚目の画像をアップしてみます。

な、なんかよく見ると人の顔がちょっと潰れてますね…

あと玉ボケも「むむ?」という違和感があります。

このへんはさらにAI機能が向上するといいですね〜。

既存のAI画像生成アプリ「マジック生成」とどう違う?

たしかにドリームラボはいいような気がするのですが…
個人的には『既存の「マジック生成」とそんなに変わらなくね?』と思ってしまったので、比較してみましょう。

マジック生成とは、Canva内で使用できるアプリの1つです。

マジック生成もドリームラボと同様にテキストを入力するだけで簡単に画像等が生成できます。

何が違うかというと、

  • スタイル:マジック生成とドリームラボで少し違う。
  • サイズ:マジック生成では「正方形、縦、横」と、ドリームラボの方が選択肢が多い。
  • 動画生成:マジック生成では動画も生成できる。ドリームラボではできない。
  • 回数制限(無料版):マジック生成のAI画像生成を50回、動画生成を5回まで利用可能。ドリームラボは20回。
  • 回数制限(有料版):マジック生成のAI画像生成を毎月500回利用、動画生成を毎月5回まで利用可能。ドリームラボも毎月500回。

てな感じで、微妙にマジック生成に分があるのでは…とも思えます。

ではクオリティはどうなのかなということで、「こたつの上で編みものをしている猫」を生成してみました。

マジック生成で作ったものはこちら。「アニメ」スタイルにしてみました。

うん、かわいいけど…
編みものを「している」という感じではないですね。
「毛糸と猫」という感じに仕上がりました。

ではドリームラボで生成してみましょう。「イラスト」スタイルを選択しました。

クオリティ高!!!笑
どれもちゃんと編みものしてるよぉ。
1番右の子はちゃんと棒針2本使っててリアリティありますね。(細かい)

まぁ「こたつはどこいった?」という気もしますが、編みもの部分だけ見るとマジック生成よりも解像度が高くなっているのを感じました。

ということで、やっぱりクオリティはマジック生成よりもドリームラボの方が高いんだろうなと感じました。
ドリームラボで動画を作れないという点はありますが、きっとそのうち対応されるのではないでしょうか。

おわりに

ドリームラボの機能と、マジック生成との比較をまとめました。

意外と違いがあって面白かったです。

これからどんどんCanvaの中にもAI機能が増えていくと思うので、また紹介したいと思います!🧑‍🎨

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この記事を書いた人

Webデザイナー・ディレクター。
デジタルハリウッド卒業。
Canva Pro愛好家。

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